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2007.06.26

歯科インプラント治療について そのⅢ

今日は、治療について具体的にお話いたします。

Q3: 実際の治療はどのようにするのですか?

一般に歯科インプラント治療とは、麻酔下にアゴの骨の中に3-4mmの小さな穴を開け、微細な骨折部に様々な表面処置を施したチタン製のナットを埋め込み、その中に肉が侵入しないようにプラグを装着します。

そして骨折が治ったころに、歯茎の中のナットにボルトのような上物を付け、それに歯の部分を装着する方法です。

つまり、人工的に骨折を起こすわけですから、治療には治癒期間が必要です。

今では最初にナットを埋めてから14-20週程度、骨と結合するまで治癒を待つのが推奨されています。

一本、一本のインプラントでは、この原則を必ず守らなければいけません。

つまり、原則を守って処置を行えば、決して難しい治療法ではありませんし、高い成功率が得られる確立した治療法なのです。

患者さんによって生えている方向や根の形が違う歯を抜くことに比べれば、骨の量が十分な患者様では既成の小さな穴を開けるだけですから技術的にも困難ではありません。

また患者様の外科的な侵襲も多くはありません。

TEL:092-725-8020