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2007.07.02

歯科インプラント治療について そのⅤ

インプラント法について、色んな形で情報収集なさっている患者様もいらっしゃいます。
今回は下記の質問についてお話します。

Q5: 即日インプラント法という宣伝について説明してください。

即時負荷のインプラントという方法も報告され始めました。
ポルトガル・リスボンのマロという先生が提唱した総入れ歯の患者様専用の歯科インプラント治療法です。

骨が厚く量もタップリの欧米人で提唱されている方法です。
アジア人には一般に不向きですが、下アゴの総入れ歯の患者様には応用できる場合があります。

決して、多くの患者様が受けることができる方法ではありません。
骨の治癒の三原則として、
①整復、②固定、③安静(適正な時期の微細な刺激)重要とされています。

この応用として、4本以上のインプラントを埋めて同時に固定し、術後から、“わずかな刺激”を与え続けることで、骨折を早く治してしまおうという考え方です。

本法が可能な方もございますので、費用は余分にかかりますが、ご納得の上でお話をお聞き下さい。

骨治癒の改善のためには、電気的な刺激や高圧酸素等も応用されています。

TEL:092-725-8020