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確かに「磨いた」と「磨けた」 は、違うのです。  2007.6.4.

6月は、虫歯0(ゼロ)、歯の衛生週間もあり、いろんなキャンペーンが開催されています。

みなさんもいい機会ですから、上手な歯磨きをマスターしてみませんか?
磨いたつもりでも、歯ブラシがいつもあたるところ、あたらないところがありませんか?
歯磨きの癖があるのです。歯ブラシの持ち方、あて方をすこし変えてみるだけで、効果が違ってきます。一度初心にもどって習ってみましょう。

自分では一生懸命磨いているようで、みせていただくと磨けていなかったりするのです。おかしなほど人は同じ場所ばかりに歯ブラシをあてていることが多いようです。チェックしてみませんか。

認識の違いでしょう。「磨いた」と「磨けた」は違うのです。

まず、手鏡を用意して右か左か決めた方向から一本一本の歯を磨いてください。歯の表面のカーブもペングリップで歯ブラシを縦に持って磨いてみると磨きやすくないでしょうか。


もし貴方が女性なら、貴女がお化粧するときを考えてみてください。
(男性ならお母さんのお化粧するところを観察してみてください。)
眉毛を描くときに、鏡をみないでかきますか?
眉毛のぺンと口紅の筆は一緒でしょうか。
お顔の小さなスペースの中でも、筆は何本も使い分けていませんか?


では、歯磨きはどうでしょう。
歯の中の歯の形状は、一本一本違う上、歯間は狭く普通のブラシでは磨けないのに同じ歯ブラシで同じように磨いていませんか?
あれれ?
確かに外見もふくめて大切な貴女ですが、お口の中も綺麗にしましょう、歯磨きグッツを変えて磨いてみましょう。お口の中って人にみせることも見られることもないでしょう。ましてや御自分でも鏡をみて磨かないのならば、御自分のお口をみてじっくり観察したことってないのでは?歯科クリニックで定期的にチェックしてもらっている方は、その都度、DHやDr.よりプラークのつき方や指導、アドヴァイス、コメント付のお手紙をお渡ししています。
前回より、上手に磨けていらっしゃる方には、「すばらしい!」、ときには「そのちょうし」「がんばって」「もうすこし」等、かわいらしいスタンプを押させていただくこともあります。上手に綺麗に磨けると気分もよいですね。大切な貴方の歯です、自己管理ができるのは、すばらしい事です。自分で管理できる自信がつくまで、お手伝いできることは、何でもおっしゃってくださいね。歯磨きの悩み、相談にのりますよ!


予防歯科、歯周病管理は、かかりつけの歯科医院で続けてください。
歯科インプラントの治療をしている方々も、術後の管理が大切です。どうして歯を失ったのか考えてみてください。せっかく造った新しいインプラントの歯を維持するためにも、歯肉の衛生管理は続けていきましょうね。口腔外科クリニックでも、口腔内の衛生管理や歯周病の治療はとても大切な事だと思います。
せっかく治療したのに管理が悪くて維持できなくなったり、感染をしてしまっては残念です。また、外科処置や手術の前に口腔内を綺麗にしておくことは、大事なことです。プラークコントロールは必須。細菌が固まっている歯石を取り除いてからの外科処置でないと、恐ろしくってできません。1mmに1000もの細菌が並ぶのです。想像してみてください。
貴方はどうして歯を失ったのか、貴方はどうして感染して来院することになったのでしょう。同じ事を繰り返さないように原因を考えて、次は同じ結果にならないようにしましょうね。ここで一緒に考えて、そこから学んでいきましょう。

一生自分の歯で噛むために
どうしたらいいのかな?と、ここで一緒に考えてみましょう。いい機会です。


歯は大切です。
日本歯科医師会で行っている「8020運動」ってご存知でしょうか。
福岡県歯医師会でもこの「80歳まで20本の歯を!」ってキャッチフレーズを皆さんに発信してきています。80歳の時点で、自分の歯を20本残そうという歯科医師の取り組みと患者さまの協力による運動です。特に6月は歯の衛生週間ということもあり、なにかとイベントがありましたね。
永久歯は28本(親知らずをいれると32本)、20本の歯があると一通りのものは、噛んでいただくことができる事から、20本の歯を維持しよう!と言うわけです。想像してみてください、かまぼこやつけ揚げみたいなねりものは、歯がない状態や入れ歯では、噛み切ることができるでしょうか。牛肉やするめなど噛みこまないと飲み込めない食物は、どうやっていただくのでしょう。ご自分の歯で噛んでみて!その感触!!入れ歯や歯がない状態(歯茎だけ)では、どんなでしょう。

体が健康で健全な精神を保つためにも、歯は大切ですね。かむこと、食べること、抜きにして貴方の人生は語れません。脳外科の先生方も噛まないと脳の働きが衰える、とおっしゃいます。大切なことなのです。


最近、赤ちゃんを授かった友人が、いろいろ質問しますので、答えてきました。、皆さんは、胎児の歯牙が何時頃できるのかご存知ですか?妊娠7ヵ月の頃、乳歯20本と永久歯の28本中の16本の歯牙が形成されるといわれています。ですから妊娠7ヵ月の頃の「お母さんのおなかの中で赤ちゃんの歯ができ始める時期」のカルシウム摂取が不可欠となります。通常600mgのところ妊娠期1000mgの摂取が必要なのです。もちろん授乳期では1100mgものカルシウムの摂取が必要となります。これらの時期に「歯の形成に必要なビタミン」ビタミンA、C、Dも積極的に摂取しましょう。お年寄りになってから、骨粗鬆症にならないように、骨貯金!?する意味でも骨をつくっておきたいものですね!
「カルシウムを摂取して、ビタミンをとって日に当たりましょう。」もちろん紫外線のもっとも多いこの季節ですから、UV対策は、万全にしましょう。ひとつのことに集中しすぎて、他の事のことがどうでもよくなっては残念。気を抜いたらいけません。


話が長くなりましたね。今日の課題は、
「手鏡でお口の中をじっくり見て、磨き方を考えてみる。」

歯科矯正を始めてから、超音波歯ブラシ、普通の歯ブラシ、ヘッドの小さい歯科矯正用の歯ブラシ、タフトブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用して時間をかけて磨いてきました。それでも一年前は、うまく磨けなくて、染め出ししてみると、あらあら・・・・・。赤く色がついた磨けてない場所を、じっくりゆっくり磨きなおしていました。矯正をしてから、歯磨きに時間がかかるのと、何かいただいてからは、歯やブラケット、ワイヤーに食物がつまったり、ひっかかったりして、すぐに磨かないと恥ずかしい状態になるので、間食をまったくしなくなり、いい習慣ができました。
お食事もナイフで小さく刻んで、よく噛んでいただかないといけないので、時間をかけて食事をとるいい習慣もできました。
月一回や二回のメンテナンスの予約日に矯正力の違うワイヤーの交換の度に、頬にワイヤーがあたり口内炎をつくったこともありました。でもね、みなさんもそうだったのでしょうが、歯列やレベリングが綺麗になるのをみると嬉しくなり、がんばれました。
大好きな食事は、楽しくおしゃべりしながらはできなくなりました。というのは、お野菜はブラケットに色がついたようにひっかかります。パスタやちゃんぽん等の麺類などをいただくとワイヤーやブラケットにすだれのようにかかり、100年の恋も終わるような、もしくは、かなり笑える有様。食事をしたら、さっさとレストルームへ「さぁ、まずは、歯磨き歯磨き!」これもいい習慣ができました。
歯科矯正専門のクリニックへ通い、先生やDH、DT、TC、RS、スタッフのみなさんとお話しして、歯列がならんできている事を一緒に鏡で確認して頂いて、一緒に喜んでいただるのも楽しみでした。
海外でお話しするときに、下顎の歯列のレベリングが悪いことと、上顎前歯の歯列がすこしそろっていないことは、気になっていたので、外国語は、大きく口を開かずに発音するようにしてきた様に思います。歯列がならんでくると嬉しくて、矯正器具をつけているものの、口元を気にせず、お話しできるようになりました。心身の健康についても考える機会をもてたので、いいことばかりでした。


さて、今日は、思いがけず、すずらんをいただいたので、ガラスの花器にそっと飾りました。
なんてかわいいのでしょう、まるでKちゃんみたい!!クリニック内の室温は、あまり冷やしておりませんので、きびしいかな、フロントカウンターで長く咲いていて欲しいです。今日は、クーラーの室温設定を1度だけ下げてしまいました。
クリニックの今週のお花は、しゃくやくやカラー、ダリヤの白、葉蘭、フリル草、モンステラ、白とグリーンのシンプルな初夏の盛り花ができました。どうぞごらんになってくださいね。


歯磨きしましょう。出来ない方は、一緒にしていきましょうね。皆さんにモチベーションをあげていただく意味でも、これから、もっとヴィジュァルエイドを使っていきます。術後の口腔衛生管理についても、お一人お一人にお時間を造ってお話ししていく予定です。
お口の中には、心身の健康状態が出やすいのです。舌の観察も自分でできるようにお話ししますよ。
健康に健全に、元気に自分の歯で噛んでお食事をして、長生きしましょう。
T.C.成美